六星占術入門

「六星占術」は、細木数子が独自に編み出した占術で、4000年以上も昔から伝わる統計学の膨大な資料がベースになっています。

ここでは「六星占術ってなに?」「星座とは違うの?」という方のために、細木数子と細木かおりが、「六星占術」についてわかりやすくお伝えします。


六星占術って占いとは違うんですか?
六星占術のルーツは、4000年以上前に中国で編み出され、長い年月をかけて育まれてきた統計学なの。
その統計学の膨大な資料をもとに、現代人に合わせて細木数子が新たに編み出したのが六星占術なんです。
生年月日から自分の星(運命星)を割り出すの。六星占術は、自分の星人の占命盤から、過去から未来に至るまでの運命周期などを知ることができるのよ。

傾向と対策がわかるってことなのかぁ…
そうですね。季節に合わせて洋服を選ぶように、人生にも春夏秋冬があって、寒い冬にセーター1枚で外に出れば風邪を引いてしまいます。なので、きちんと防寒対策をしましょうね、ということです。
六星占術では、この人生の四季を「運命周期」と呼んでいて、12年周期で繰り返し訪れるの。誰にでも良い時期もあれば悪い時期もあるけど、大切なのはその波を知って行動することよ。
新しいことを始めるならいつなのか、勝負に打って出る時期は今なのかどうか、六星占術を知れば心にゆとりを持って判断できると思います。

でも、運命星を割り出すのって難しそうですね…
生年月日さえわかれば難しくないわよ。確かに、本来は複雑な計算が必要だけど、万年暦と六十干支から導き出した運命数を表にしてあって、誰でも簡単に割り出せるようにしてあるから大丈夫。
六星占術がすごいなと思うのは、自分の運気が、簡単に、しかも正確に割り出すことができる点です。中学生ぐらいであれば簡単に自分の運命星を調べることができ、自分の人生に活かすことができます。

実際にどうやって人生に活かせばいいのかしら…
1つ1つの運気については後で説明するけれど、大殺界の時期に引っ越しをしたり、転職をしたり、何か新しいことをはじめても、後々トラブルに発展したり、上手くいかないことが多いの。
「いい物件があったからすぐに引っ越したい!」と思っても、大殺界中の判断なら要注意です。大殺界の時期に判断したことは、結果的に誤りだということも多いからです。
たとえば、大殺界が終わって〈種子〉の年になると、より条件の良い物件とめぐり合ったりすることもあるわよ。
結婚の時期も、二人の運気をみて決めることが望ましいですよ。
大恋愛の末に結婚したのに、1年も経たないうちに離婚・・・なんてケースの多くは相性や運気が影響しているの。恋愛だけじゃなく、上司や部下との関係や友だちとの関係も、この相性が影響しているはずよ。。
もちろん、運命星と運命周期、相性を知れば、恋愛だけじゃなく仕事や財テク、住宅の購入をはじめ、夫婦関係や親子関係、職場の人間関係など、生活の中のすべてに活かすことができ、より幸せな人生を歩むことができます。

六星占術を知れば今ある悩みも全て解決しそう♪


「六星占術」では、人が人として生きていくために欠かせない生命をつかさどるエネルギーのことを、運命という観点からとらえて「運気」と呼んでいます。運気は、その特徴から12に分類され、このうち〈陰影〉〈停止〉〈減退〉を“大殺界”と呼びます。

種子

運気のスタートのとき。転職や就職によい時期。

緑生

はぐくみ育てるとき。財運、仕事運はほぼ順調。

立花

ものごとを決定、協調するとき。新たな展開のチャンス。

健弱

健康面に問題が発生しやすい小殺界。運気は下降ぎみ

達成

目標達成のとき。積極的かつ大胆に決断、決行、向かうところ敵なし。

乱気

運気の小休止期間。中殺界のとき。積極的な行動は慎む

再会

ことを仕掛け、行動を起こす絶好のチャンス。人間関係が充実する。

財成

経済面で実りのとき。蓄財の年。

安定

充実し、熟しきった黄金のとき。人生の果実を味わう時期。

陰影

大殺界の始まり。対人関係が悪化するとき。

停止

大殺界の真ん中、何もせずおとなしく耐え忍ぶとき。

減退

大殺界最後の年。現状を維持し、蓄えを使い切るのが吉。


12種類の運気は、〈種子〉からはじまり〈減退〉で終わるというサイクルになっていて、このサイクルのことを「運命周期」と呼んでいます。 運命周期は誰にでも同じように訪れ、〈達成〉の時期などは何をやっても上手くいきますが、大殺界の時期は何をやっても上手くいかないものです。人生をより幸せに歩むには、こうした運気のリズムを知って行動することが大切です。