細木かおりの『いつも“遊びの女”で終わる女』【メッタ斬り28】
そりゃあ、遊ばれちゃうんじゃない?

こんばんは。細木数子の娘で六星占術の継承者、細木かおりです。

最近こんな相談があったの。

なんでも、自分が好きになった男性との恋愛は、いつも“遊びの女”で終わってしまうのだそう。自分がその男性に本気になった途端、連絡が途絶えたり、「俺、今彼女作る気ないんだ」なんてセリフを言われてしまい、とても落ち込んでいたのよ。

はじめは「世の中にはなんてひどい男がいるんだ!」って私も鼻息を荒くして怒っていたの。でも、彼女の話を聞いているうちに、「そりゃあ、遊ばれちゃうんじゃない?」って思ってきちゃったわ。だって、彼女の行動って自分から立場を低くしているだけだったから。

まずね、一番やっちゃいけないのは、はじめに男性に自分のことをさらけ出しすぎること! みんな最初から自分の情報を与えすぎなのよ。ほら、映画だって予告を観て“もっと観たい”“映画館に行かなくっちゃ”と思うじゃない。でもね、自分のことをペラペラ話しすぎるのって、映画のストーリーや最後のオチまで話してるのと同じことなの。

誰が結末まで知っている映画をお金を払って観たいと思う? 恋愛は男性に「もっと知りたい!」って思わせなくっちゃダメなのよ。

遊びの女で終わるもう一つの理由

これは彼氏が欲しくてしかたない女性に多い傾向なんだけど、「彼氏を作りたい」「この人の彼女になりたい」っていう気持ちの方が強すぎて、自分を安くたたき売りすぎなの! こんなことに心当たりがある人はいない? 男性から“気が合う”と思われたいがために話を合わせたり、嫌われるのが怖くて本音が言えなかったり。

よく考えてよ! その場しのぎの“取り繕った自分”を受け入れてもらったとしても、それに何の意味があるの? そんなことをしていたら、どんどん自分の意見が言えなくなるのよ。いつも男性の顔色を窺って、自己主張ができず、行き着く先はイエスマン。ただ言いなりになっている女性と“一緒にいたい”という男性っていると思う?

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