細木かおりの『幸せを摑む女』【最終回】

こんばんは。細木数子の娘で六星占術の継承者、細木かおりです。

みなさんに幸せを摑んでもらうために、これまでいろんな女性をサンプルにメッタ斬りをしてきましたが、最終回の今回は、女性が幸せになるためのおさらいをしてみましょう。

まずね、女性が幸せを摑むためにすることって、限られた人にしかできないような難しいことじゃないのよ。誰でも簡単にできることばかりなの。その中でも一番大きなことは、女性は男性に頼って生きていってもいいということ。

こういうことを言うと、男性に媚を売って……なんて思われそうだけど、できないことは、「できないからお願い」「これやってもらえる？」って素直に甘えていいのよ！　今は女性も強くなってきているから、ついつい男性と張り合ったり、打ち負かしたりしがちだけど、そこはせっかく女性に生まれてきているんだから頼っていいの。

男女って平等で同権だけど、永遠に違うものはその性質。体のつくりから、脳、思考までも違うんだから、そこを混同しちゃうと絶対に幸せにはなれないのよ。違いをちゃんと認めてはじめて、敬意を持てたり尊重できたりして、お互いの存在意義が生まれるのよ。

性質が違うんだから、お互いにできない部分を埋め合い、頼り合っていけば、自然と幸せが生まれることは太古の時代から変わらないこと。